金属メッシュの種類と基本的な特徴
産業用の金属メッシュと一口に言っても、その構造方式は複数存在し、それぞれ製法や一般的に適した用途の傾向が異なります。素材選定の第一歩として、まずどのような種類があるのかを把握しておくことは、その後の仕様検討をスムーズに進めるうえで重要です。
織メッシュと溶接メッシュ
織メッシュは縦横のワイヤーを織り込むことで網目を形成する方式で、均一な開口部を持つ構造になりやすいという特徴があります。一方、溶接メッシュはワイヤーの交点を溶接によって固定する方式で、織メッシュに比べて形状の安定性や剛性が重視される場面で検討されることが多い傾向があります。どちらが適しているかは、設置される構造物の用途や求められる剛性によって異なります。
成形加工による構造
エキスパンドメタルやパンチングメタルのように、金属板を加工して網目状の構造を作る方式もあります。これらは一枚の板から一体的に成形されるため、織りや溶接とは異なる強度特性や端部の処理性を持つ傾向があります。どの構造方式を選ぶかは、開口率、意匠性、取り付け方法など複数の要素を総合的に考慮する必要があります。
構造方式ごとの詳しい特徴については、金属メッシュシステムのページでも紹介していますので、あわせてご参照ください。